杭径+100mm径の掘削攪拌装置を用い、施工地盤内に適宜掘削液を注入しながら所定深度まで掘削を行い、根固め液を注入して根固め部を造成。
掘削攪拌装置を引き上げながら杭周固定液を注入・攪拌して、地盤内にソイルセメント注を造成します。その後、既製コンクリート杭を自沈または回転圧入により建込みおよび沈設を行い定着させる工法です。
COPITA プレボーリング杭工法の特徴
1先端拡大球根を築造しないストレート掘削
掘削径および根固め部径が杭径+100mm。支持層から杭先端までは1.0D 程度の根入れを確保します。
2杭周辺固定部の未固結試料採取
試験孔にて未固結試料採取を行い、圧縮強度σ28=1.5N/m㎡を確認します。(σ3またはσ7からσ28を推定できます。)
3現場溶接継手部の管理強化
各層ごとのチェックと写真記録に夜管理、有資格者による浸透深傷試験頻度を全溶接箇所の20%へ増加しています。
を取得しています。
4施工管理の徹底
施工管理装置の使用または写真・ビデオで管理項目を記録。施工管理者として、既製杭施工管理技士有資格者でかつ土木用プレボーリング杭施工技術講習会受講修了者が専任します。さらに、施工会社は COPITA への登録を義務付けています。
COPITA プレボーリング杭工法の施工手順
