パイル製品
ST
Step Tapered Piles
拡径断面を有するPHCパイル
高強度コンクリートパイル(F=85N/mm2)
STBパイルとは、Step Tapered Pilesの略称で、杭の先端部(Bottom)を太径にした拡径PHC杭です。
打撃工法、および埋込み杭工法に採用でき、拡径部の閉塞断面積は本体部に比べて30~36%増大し、大きな地盤支持力が得られます。
埋立地などの地盤沈下地域でのネガティブフリクションに対しても、合理的で経済性に優れた設計ができます。
呼び名7080~90100については、NC-STBパイルと呼びます。
超高強度コンクリートパイル(F=105N/mm2)
パイルに拡径部を設けた基材コンクリートの設計基準強度F=105N/mm2のパイルです。
大きな水平抵抗力を得るために拡径部を上にして用いて上部に軸部より太いパイルを接続することができます。
また、大きな地盤支持力を得るために拡径部を下(杭先端)にして用いることもできます。
導入プレストレス量によりA種4N/mm2、B種8N/mm2、C種10N/mm2の3種類があり、杭の厚さでは標準厚の”1”と特厚の”2”があります。